Chromic
Acid
Anodizing

クロム酸アルマイト

無水クロム酸水溶液中で陽極酸化することで得られる皮膜

処理前

処理後

適用規格

MIL-A-8625 TYPE I・IB、AMS2470他、 航空機関連規格に適合しております。

皮膜の特徴

耐食性
336時間の塩水噴露試験にも合格する高い耐食性を有しています。
336時間:MIL-A-8625

耐熱性
温度変化に強く、高温・低温環境下でもクラックが発生しません。

柔軟性
アルマイト処理後も金属疲労強度を損なわず、母材であるアルミニウム合金の強度が活かせます。

均一性
均一な厚さ(1~4μm)の皮膜を生成します。また、寸法変化が最小限に抑えられます。

染色
黒色、青色、赤色、オレンジ、その他の色にも対応しますので、ご相談ください。

皮膜質量
工程管理試験では、MIL-A-8625規格値200mg/ft2以上を満たす皮膜質量が得られており、各材質において良好な皮膜密度が保たれています。

封孔処理

脱イオン水封孔
酢酸ニッケル封孔
※ 使用目的、適用規格に応じた封孔処理の選択が可能です。

使用用途

航空機の構造体・機能部品(MIL-A-8625規格適用)
塗装用下地 等

最大処理可能寸法

(㎜)
処理内容 L × W × H
MIL-A-8625 TYPE I・IB
他 各種規格に適合
1100×350×700

ホウ酸硫酸アルマイト(Boric acid Sulfuric Acid Anodize;BSAA)
クロム酸皮膜の代替処理であり、ホウ酸一硫酸混合溶液により得られる環境対応型の陽極酸化皮膜になります。

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